鉄鉱石、原料炭の海外スポット価格が調整局面に入っている。原料炭は1トン300ドル超を維持しているものの、直近1カ月で約7%下落した。鉄鉱石も今月に入って軟調に推移している。アジア市場では鋼材需要の先行きに不透明感が漂っており、今のところ回復時期は見通せない。中国の景気回復期待など価格押し上げ材料もあるが、原料価格は当面、下値を探る動きが続く公...