関東地区の鉄スクラップ市況は弱含み。新規輸出の停滞感から湾岸価格がメーカー買値に先行下落。シッパーで荷受け止めが散発する中、市中玉の流れは地場電炉メーカーに集中し、電炉各社でも荷受け制限が広がるなど地区需給は大きく緩んでいる。年度末を控えて市中ヤード業者が手持ち玉の出荷を急いでいることも需給緩和の一因とされた。関東鉄源協同組合による3100...