鋼管類は需要環境が厳しく、市況的には我慢のしどころだ。 需要は昨年秋以降、建築や土木、農業関連でも急速に低下し、全ての分野で鋼管需要は厳しい展開を強いられた。また、各資材やエネルギーコストが上昇し、特に運送費の高騰は大きく響いている。加えて在庫単価が上昇している中で去年後半の値上げで未転嫁もあり、採算は圧迫されている。今年も需要見通しは厳し...