関東地区の湾岸部ではシッパーの荷受け止めもあり需給が緩んでいる。韓国など海外の引き合いが鈍い中、採算改善を目的にシッパーは順次買値引き下げを実施。年度末を意識して足元の船積みには手持ち在庫で対応しているとされる。これまで海外市況をけん引していた欧米産のトルコ輸出価格上昇が一服し、日本産のアジア向け輸出には頭打ち感が出ている。湾岸価格が先行安...