「水素社会の拡大を後押しする非常に画期的な材料だ」――。日本製鉄の美濃部慎次常務執行役員(鋼管事業部長)は15日、都内で開幕した国際水素・燃料電池展の自社ブースで、液化水素の輸送・貯蔵施設向け鋼管「ハイドリキッド」など自社製品を来場者に自らPRした。 ハイドリキッドは、マイナス253度という極低温の液化水素にも耐えられる「低温靱性」という優...