中部地区の厚板切板は昨秋から減速感が強まり、年明け以降建築関連の落ち込みが顕著になった。足元も日々の業務に繁閑差があるなどパッとしない。 ただ新年度に納入する切板の引き合いは底堅く、3月が需要の底ではないかとみている。今後の荷動き復調に期待したい。 商いに活気が見られないものの、各溶断業者のマージン改善が進展。中心値はじりじり切り上がってき...