日本チタン協会がまとめた2022年(1~12月)の国内チタン展伸材出荷量は前年比20・0%増の1万4203トンだった。船舶などに搭載されるプレート式熱交換器(PHE)向けなどの大口分野で、コロナ禍で落ち込んでいた需要回復が本格化し、3年ぶりにプラスだった。 全体の約6割に当たる輸出は24・9%増の8905トンだった。輸出の半数を占めるPHE...