中国・宝山鋼鉄は主要鋼板類の3月の国内販価を決めた。3カ月連続でほぼ全品種値上げとなる。値上げ幅は薄板類で200元(約3900円)程度となった。 中国の国内需要は盛り上がりに欠けるものの、コスト高から採算が圧迫されている状況が続く。採算改善を狙いに次月以降も値上げの機会を探っていくとみられる。 品種別値上げ幅は、熱延・酸洗・冷延・電気亜鉛め...