薄板コイルセンター(CC)の秋津鋼材(本社・奈良県大和郡山市、社長・北雅久氏)は、2種類の異なる金属を貼り合わせた鋼材「クラッド鋼板」の月産量を200トンにまで増やした。得意とする極薄加工技術を生かし、今年からクラッド鋼板の加工を始めた。当初は月産数十トン程度だったが、電気自動車などで需要が増えているリチウムイオン電池向けなどで加工量が拡大...