鉄鋼産業懇談会の廣瀬孝会長(日本製鉄副社長)は7日、自動車向け鋼材の需要動向について「まだ本格回復とはいえないが、減少幅は小さくなっており、(サプライチェーン混乱による影響は)軽減されつつある」と述べ、需要回復への期待感を強調した。 同日の懇談会終了後、記者団の質問に答えた。自動車向け鋼材需要は、部品調達難による自動車メーカーの生産活動停滞...