JFEホールディングスの寺畑雅史副社長は6日の決算会見で、鉄鋼事業の収益実力に関し「上期と比べ下期の方が利益をあげている。販価改善の取り組みが奏功してきており、実力がかなりついてきた」と語った。 在庫評価差など一過性要因を除いた実力ベースで、今下期は鋼材トン当たり利益として4200円を確保する見通し。2年前の20年度下期は3300円だった。...