ロシアのウクライナ侵攻から来月で1年が経過する。当初懸念されたアルミやニッケル、銅、パラジウムなどロシアが主要生産国である金属の供給では、深刻な影響が顕在化していないが、アルミや亜鉛などはエネルギー価格の高騰に伴う欧州での減産が長期的に相場に影響を与えており、航空機部品などに用いるチタンは欧米の需要家が代替調達先を求めて需給がひっ迫。日本産へ...