日本鉄鋼連盟が23日発表した2022暦年(1~12月)の国内粗鋼生産量は、前年比7・4%減の8923万トンとなり、2年ぶりに前年実績を下回った。暦年で9千万トンを割り込んだのは20年以来で、リーマンショック後では3度目となる。半導体不足を背景に自動車向け鋼材需要が伸び悩むなど、国内外での需要減が響いた。