日鉄ステンレスは店売り向けニッケル系冷延薄板の1月契約で、3~5割程度の受注抑制(今年度上期比)を行う。市中在庫が過剰状態にあり、早期に適正化を目指す必要があると判断し、3月出荷分に相当する1月契約で受注調整に踏み切った。1~3月の薄板主要ラインの操業は9割前後に落ちているが、市場健全化に向けた機動的な営業施策を優先する。 自動車需要の回復...