ステンレス鋼板の受注が昨夏以降低下し、2022暦年の国内メーカー受注量は新型コロナ感染拡大影響で落ち込んだ20年以来となる異例の150万トン割れとなったもようだ。半導体不足などの影響で自動車需要の回復が遅れていることに加え、昨夏以降はニッケル系ステンレス冷延薄板などニッケル系鋼種でサプライチェーン全体の在庫調整やアジア市場の停滞など複数要因が...