新潟地区のニッケル系ステンレス薄板は横ばいを維持している。 流通各社は昨年までの高値玉の積み残しを抱え、さらに梱包材など副資材やエネルギーコスト上昇分も転嫁し切れず、踏ん張りどころだ。一時的にアロイリンク部分の値下がりがあったが、メーカーは直近3カ月値上げに反転し、先安観は薄れている。すでに新たな値上がり玉も入荷し始め、マージンの改善が必要...