日本鉄鋼連盟が16日発表した普通鋼鋼材の受注統計によると、自動車向けの国内受注量は前年同月比9・7%増の51万5千トンとなり、4カ月連続で増加した。受注量はサプライチェーン(供給網)混乱の影響もあってコロナ前の水準に比べると低いレベルにとどまったが、サプライチェーン正常化の動きを受けて、夏場以降、回復傾向が続いている。 自動車向け受注量は8...