機械構造用炭素鋼(SC材)は、実需が乏しく当面様子見商状となりそうだ。 自動車メーカーの生産調整だけでなく、他分野でも引き合いが伸び悩んでいる影響を受け、荷足は総じて鈍い。日当たり販売ペースも秋口以降、徐々に落ちてきている。 目先車の増産が計画されムードが上向くことにも期待したいが、その場合でも店売り材の荷動きが改善するのは早くとも春先頃だ...