岡山県下の一般鋼材は昨年末の流れを継いで横ばい。今年の地域経済は、原料高や景気の下押し圧力を受けながらも、緩やかに回復への動きを見せそうだ。鉄鋼、化学メーカーが集積する水島コンビナートでは脱炭素に向けた設備投資が加速し、岡山市中心部では再開発も進展しよう。大型案件向けの直送以外の中小案件向け不足は解消されていないが、加工絡みは一部引き合いが...