――足元の事業環境と今期の展望を。 「米国は利上げ速度が緩むとの見方もあるが、来年度に向けて景気後退懸念が拭えず、欧州はエネルギー問題もあって弱い状態にある。中国はゼロコロナ政策の行方が不透明で、足元の感染者数増加が生産活動の阻害要因にならないか懸念される。需要は、自動車関連は半導体不足で減速していたところに世界経済の後退懸念が加わり引き続き...