22年度の鉄骨需要(鉄骨換算量)は、466万トンだった前年度並みの460万トン前後となる見通しだ。鉄骨ファブや商社などは当初、コロナ禍収束に伴う経済活動の復調を見込み、470万~480万トンに上振れするとみていた。だがロシアによるウクライナ侵攻や脱炭素化の推進で、鋼材価格を筆頭に建設コストが上昇。商業ビルなどの中小案件で想定予算を上回る事態が...