鉄鋼産業懇談会の中村真一会長(日本製鉄副社長)は22日、同懇談会終了後、足元の鋼材需給について「ひっ迫状況が世界的に広がっている。高止まりしている原料価格とともに、今後の動向を注視していく必要がある」と述べ、当面、国内外で鋼材市況の上昇基調が継続するとの見方を示した。 中村会長は2020年を「新型コロナに右往左往した1年」と述べ、「需要が急...