中国・宝山鋼鉄など東アジアメーカーは、中国政府のゼロコロナ政策緩和などをきっかけとして、採算確保を図るべく販売方針を転換し始めている。宝鋼は来年1月の国内販価など内外向けとも引き上げに踏み出したいもよう。一部販売がコスト割れに陥るなど「これ以上は下げられない」ことが理由の一つだが、鉄鉱石など原材料価格の再上昇に加え、ゼロコロナ政策の緩和に伴う...