国土交通省の建築着工統計を基に今年度上期(22年4~9月)における都道府県別の着工床面積を見たところ、鉄骨造では全体の57・4%に当たる27県で前年同期の水準を上回った。ブロック単位では東海や中国、九州の県を中心に増勢が顕著だった一方、関東や近畿といった大都市圏では前年同期を割り込む動きが相次いだ。