2022年度上半期(4~9月)の銅加工品輸入量は条製品の増加が目立った。半導体関連需要が高位に推移したのが要因。ただ、青銅条は足元通信機器関連の引き合いが弱まっているほか、黄銅条はデジタル家電向け需要が落ち込み気味となっており、下半期の市況悪化が予想され、国産と輸入品の競争が激しくなる可能性がある。 財務省貿易統計によると、品目別の輸入量は...