東京製綱は2024年3月期が最終年度の中期経営計画「TRX135」を昨年9月に策定してから1年が経つ。折り返しの23年3月期も上期までの業績が堅調に推移するなどし、利益予想を上方修正。原田英幸社長は計画時に掲げた目標を達成した前期に続き、「今期も総じて改善傾向にある」と受け止める。先行き不透明感が増す国際情勢なども踏まえつつ、「現在の回復基...