経済産業省は11日、10~12月期の特殊鋼鋼材品種別生産計画=別表=を公表した。計画によると特殊鋼鋼材の生産量は前年同期比4・3%減の429万トン。前期(7~9月)比では3・4%増で、緩やかながら回復傾向が続く形だ。主力需要分野の自動車では、半導体不足などサプライチェーン(供給網)に改善の兆しが出ており、特殊鋼需要も一定の上積みが期待できそ...