特殊鋼専業5社の22年4~9月期連結決算が出そろい、全社が経常黒字を確保した。各社とも鋼材売上数量は減少し、原燃料・諸コストが大幅に上昇したが、原料サーチャージ制適用を含めて販売価格が上昇し、大同特殊鋼、山陽特殊製鋼、日本高周波鋼業は増益だった。大同特殊鋼は過去最高益。下期の鋼材売上数量は主に自動車関連で前回予想を下回り、円安影響がエネルギー...