財務省の貿易統計や日本鉄鋼連盟の発表をもとに8月の品種別鉄鋼輸出入状況をまとめたところ、熱延コイルは海外市況の低迷で2カ月連続の前年割れとなるなど、円安が進む中でも増加した品種は厚板や電磁鋼板、軌条(レール)、鋼矢板(シートパイル)などにとどまり、レールと鋼矢板は前年が少量だったため水準自体は低位だった。(カッコ内は前年同月比)