阪和興業調べによる8月末の輸入鋼材岸壁在庫量は17万8千トンで前月比2万1千トン、13・4%増となった。2カ月ぶりの増加で、20年5月以来の17万トン台となった。東京の在庫量が大幅に増えており、5~6月頃に成約した材料が滞船で遅れ、それらが入着したことで大幅増となったとみられる。足元も荷動きが鈍い状態が続き、滞船状況は9月以降も解消される見...