財務省の貿易統計や日本鉄鋼連盟の発表をもとに7月の品種別鉄鋼輸出入状況をまとめたところ、海外市況の下落で最大品種の熱延コイルは今年1月以来となる70万トン台へ減少した。ただ日本製鉄と伊藤忠丸紅鉄鋼が出資する薄板リローラーのサファール・スチールがある南アフリカ共和国へは、昨年の暦年累計2万3千トンを1カ月で超える3万7千トンが出荷された。南アで...