鉄鋼業の世界的な能力過剰問題を協議する多国間の枠組み「鉄鋼グローバルフォーラム(GFSEC)」の暫定活動期間が年内で終了する。日本や米国、EU(欧州連合)など参加国・地域の多くは、過剰問題はまだ抜本的に解決していないとの認識を共有しており、枠組みの継続が望ましいとの立場をとる。ただ、脱炭素化に向けた動きが出始めたり、新興国で新規生産設備が立ち...