中国税関総署が7日発表した貿易統計によると、8月の鋼材輸出は前年同月比22%増の615万3千トンだった。前月比では52万トン減ったが、中国内の需要低迷を反映し海外市況が軟化する中でも高い水準が続いている。 中国からは熱延コイル輸出でトン当たり600ドルを割ったオファーが出てくるなど、国内販売の不振を輸出で補おうとする動きが続いている。しかし...