鉄スクラップは強基調。市中相場は特級(H2)=2万9千~3万円と1千円さらに上昇した。 発生不足は解消しておらず、電炉各社は高値に寄せて入荷を維持せざるを得ない状況が続く。コンテナ不足により台湾や東南アジア筋は米国産原料の入着が滞っている。同筋は日本産スクラップの手当ても積極化。地区実勢以上の購入価格を提示しているため、電炉各社は輸出価格と...