中国税関総署が発表した貿易統計によると、7月の鋼材輸出は前年同月比18%増の667万1千トンだった。前月からは約89万トン減ったものの、海外鋼材市況が低迷する中で依然として高位を保っている格好。一方、採算悪化で中国内での鉄鋼減産が進んでおり、成約も低調なことから今後の鋼材輸出は減速基調が続くと予想される。 7月積みの鉄鋼輸出商談が行われてき...