今年上期(1~6月)の国内アルミ圧延品出荷量は前年同期比微減の94万3千トンとなり、新型コロナウイルスの感染拡大前の2019年に比べて2%減の水準だった。自動車材の不振もあり、依然コロナ前水準には戻っていない▼一方で海外材の流入が目立ち始め、中でも中国材の増加が目立つ。中国製アルミ板条は19年に過去最高の6万3千トンとなったが、コロナ禍の2...