三建産業の2022年3月期業績は、売上高65億5千万円(前期比33・5%減)、経常利益2億4千万円(同58・7%減)と減収減益に着地した。原料価格の高騰や調達品の長期化に円安も加わり、製品単価上げを実施したものの、コスト高が収益を圧迫した。営業面では世界的な半導体不足に伴う製造設備需要の増加に対し、ステンレス製品向けの工業炉の受注が増加傾向...