日本鉄鋼連盟は鉄鋼原料の市場動向調査・分析作業に着手した。調査はここ1年間、価格高騰・乱高下が顕著な原料炭を中心に実施する。原料炭を巡っては海上貿易に占めるスポット取引の低さが指摘されていた。規模が比較的小さいスポット市場が、日本の高炉メーカーが採用する四半期値決めにどう影響するのかなど、価格形成の実態などを調べる。