電炉小棒メーカー、東京鉄鋼(社長・吉原毎文氏)は、7月契約分から鉄筋棒鋼のSD345など4鋼種のエキストラを現行比トン2千円引き上げると発表した。世界的な資源インフレを背景に電極、合金鉄、耐火物などの副原料・副資材が軒並み騰勢傾向にあるほか、電力料金の上昇により製鋼コストが大幅に上昇。同社ではコスト低減に努めてきた。しかし、自助努力では安定...