中部電炉の鉄スクラップ買値が19日、1千円続落した。実勢はH2=5万7千~6万円。依然輸出商談が限られ、鉄スクラップ市況は弱材料が先行。市中では先安警戒感が根強い。 港湾筋によると、新規輸出が少ない。扱い筋の中には電炉は製品価格の値上げを進めており、原料価格の引き下げにくい状況なのではとの見方もある。しかし輸出の下支えがなく、電炉への入荷が...