日本製鉄の橋本英二社長は10日の決算会見で、瀬戸内製鉄所・広畑地区(兵庫県姫路市)で来月から大型電炉が試運転し、上期中に稼働することに触れ「来年度からカーボンニュートラル・スチール(CNS)の本格供給を開始する」と語った。グリーン電力の活用を予定している広畑の電炉が稼働するためで来年度はまずCNSを70万トン程度生産する計画。 広畑の新電炉...