ゼロカーボンスチールの実現を目指す官民共同研究プロジェクト(グリーンイノベーション=GI=基金事業)に参画する日本製鉄は10日、同事業で活用する試験設備の導入計画を公表した。波崎研究開発センター(茨城県神栖市)に小型試験電気炉を新設することなどが柱だ。脱炭素化に向けた革新技術の開発加速につなげる。 試験電炉の処理能力は10トン規模。2024...