国際鉛・亜鉛研究会(ILZSG)は、世界の2022年鉛・亜鉛需給予測を公表した。鉛地金は1万7千トンの供給過剰で4年連続の余剰バランス、亜鉛地金は29万2千トンの供給不足で2年連続の不足バランスになると予測した。前年は鉛が6万4千トンの供給過剰、亜鉛が19万3千トンの供給不足だった。亜鉛は欧州の生産が電力価格上昇の影響で減産となると見込み、...