中部鋼鈑の展望/重松久美男社長/新電炉稼働に向け準備着々/今期粗鋼70万トン超に
脱炭素への取り組みが世界的に進み、電炉が注目される状況だが、主原料である鉄スクラップ価格は上昇。諸コストも上がっている。電炉メーカーは販価への反映を続けている。そうした中、製造業の集積地である東海地区で電炉厚板を専門に生産する中部鋼鈑が堅調だ。地産地消型産業の利を生かし、需要家の関心も高まっている。2023年夏の新電炉稼働に向けた準備も着々と...
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