電炉用黒鉛電極メーカーなどが加盟する炭素協会(東京都千代田区)によると、2022年の電極出荷量(国内、輸出の合計)は、6万トン弱だった21年を上回る見通しだ。同協会によると、電炉鋼生産の拡大が見込まれているほか、国内のユーザー在庫の調整が進展しているため。 21年の出荷量は、国内向けが4万5175トン、輸出向けが1万4469トンで、自家消費...