ニッケル系ステンレス冷延薄板市況が続伸基調で推移し、「当面は仕入れ値高転嫁を続けるほかない」(扱い筋)という声が大勢を占めている。LMEはニッケルの取引を再開し、LMEニッケル価格はようやく価格指標にできそうな水準まで下がってきた。鋼材、スクラップの新規取引も混乱状態から徐々に脱しそうだが、「ポンド当たり13ドル程度が続くようなら、メーカー...