日本製鉄グループの高圧水素用ステンレス鋼「HRX19」の採用が着実に伸びている。これまで全国約6割の水素ステーションに採用。今後、ステーションの大型化や大量高速充填に対応するため、液化水素向け貯蔵・配管用のステンレス鋼も開発中だ。 燃料電池車への水素充填は高圧で行われるが、HRX19は高圧下でも優れた耐水素脆性(水素を吸収して素材がもろくな...