――鉄鋼事業を取り巻く環境をどうみていますか。 「国内鋼材需要は、コロナ禍の影響を大きく受けた。20年度は5295万トンに落ち込んだが、今21年度は前年度比5%増の5600万トン弱まで回復する見込み。22年度も、各分野とも堅調に推移し、約3%増えて5700万トン程度とみている」 「一方、海外需要はワールドスチール(世界鉄鋼協会)が22年見通し...