今年に入りやや上伸ムードが落ち着いている溶接鋼管類。ただ一方で、値上げが続く品種、分野もある。自動車部品向けなどの材料管分野は、値上げ局面が続く。また塩ビ樹脂など副資材関連の急騰を背景に、水道用塩ビライニング鋼管では一部メーカーが値上げを表明。農ビ管も4月以降から大幅値上げを控える。商流などにより値上げのタイミングが遅れる傾向にある分野は、...