鋼材流通加工業界における「受発注のデジタル化」の流れが加速しそうだ。政府はEDI(電子データ交換)の普及率向上や電子インボイスの導入、約束手形廃止の方針などを打ち出している。一方、中小規模の卸・製造企業にとっても今後の新規需要開拓や将来的な海外取引促進の観点から、体制整備が必要条件になり得る。行政がその基盤構築に着手し、当該業界団体も参画す...